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「世界こどもの日」に思うこと



11月20日は「世界こどもの日」です。この日は、世界中の子どもたちの権利を尊重し、福祉を向上させることを目的として、国連によって制定されました。しかし、世界の子どもたちが直面している現状は、私たちが想像する以上に厳しいものです。


現在、6人に1人が極度の貧困状態で生活し、2億5800万人の子どもたちが学校に通えず、10人に1人が安全な水を利用できないという現実があります。さらに、年間500万人の子どもが5歳になる前に命を落とし、2100万人が人身取引の被害に遭っています。


これらの数字は、子どもたちを取り巻く状況がいかに深刻で、私たちが無視できない喫緊の課題であるかを示しています。


日本国内でも、貧困、虐待、いじめ、自殺など、子どもたちに関する社会課題は複雑化しており、こうした課題の解決に向けては、行政、NPO、企業などが支援活動を行っています。Project KIBOでは、主に経済的に困窮している家庭の子どもの「体験格差」にフォーカスし、さまざまな体験機会を提供しています。体験を通じて、子どもたちが自らの可能性を信じ、未来を切り開く力となるように願い、取り組みを行っています。


さらに、本質的な解決を目指すには、社会全体で取り組むことが大切です。例えば、家庭で世界中の子どもたちが置かれている現状について子どもと一緒に考えてみること。また、職場でボランティア活動に参加したり、寄付を通じて支援団体をサポートしたりすること。さらに、地域のイベントに参加し、子どもたちの声を聞くことも大切です。


大学生の頃、英会話を教えていた小学生の子どもたちと一緒に楽しんだハロウィーンパーティでの様子


私たち一人ひとりの行動は小さくても、それを積み重ねていくことが、子どもたちの未来に大きなインパクトを与えうることを忘れないでください。


この「世界こどもの日」が、子どもたちの現状に目を向け、未来を共に考えるきっかけになってほしいと思います。そして、子どもたちが健康で安全に成長できる社会を実現するために、私たち一人ひとりが行動を起こしましょう。


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