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自分の進路は自分で決める







「将来を考えるためのいいきっかけになりました」――。先日、経済的に困難なご家庭の高校生たちに「自分の夢を実現するために」というテーマで講演をした際、終了後のアンケートでこんな感想を寄せてくれてとてもうれしく感じました。


私は未来ある若者に話をするとき、「自分の将来は自分で決める」ことの必要性と、その時に大事なポイントは3つあるといつも伝えています。それは何かというと「優先順位」と「優先順位」と「優先順位」です。つまり、「自分にとって何が大事なのか」を徹底的に考え、自分本位で、自分がやりたいこと、学びたいことを大事にすべきだということです。


もちろん、決断を下す前に、友人や家族、先生などの意見を聞いてもいいでしょう。しかし、最終的にどんな進路を選ぶかはやはり自分で決めなくてはなりません。他人から与えられた進路や目標に向かって「走れ!」と言われても、なかなか力は入らないものです。


しかも、マラソンは「ゴール」があるからがんばれる。ですから、将来を考える時、自分はどんな職業に就きたいのか、またはどんな場所にたどり着きたいのかをまず自分でよく考え、しっかりとゴールを設定すべきです。ゴールや目的地を設定しないでとりあえず走り始めてしまうと、迷走してしまうだけだと若い人には言いたい。


さらに、重要なのは目的地までの「道順」です。例えば看護師になるというゴールを設定したとします。そこに到達する、つまり看護師になるためにはどんな国家試験をパスする必要があるのか、また、その試験に受かるためにはどんな学校に通って勉強すべきなのかなど、目標に到達するための道順を考え、逆算して勉強したり、経験を積んだりする必要があります。登山に例えれば、ゴールにたどり着くための「装備品」と言ってもいいかもしれません。家を出る前にしっかり下調べをして、準備万端にしておくべきです。


意外に重要なのは、自分の将来の姿を想像してみること。是非、なりたい自分の「イメージトレーニング」をしてみて欲しいと思います。例えば医者になりたいのであれば、目をつぶって、医者になった自分を想像してみる。そして、その姿が本当になりたい自分なのか、ただ医者という「言葉」に憧れているだけではないのかなど、とことん考えることです。ただ、目標は一度決めたら変更してはいけないというわけではありません。むしろ、イメトレでしっくりこなければ、早めに別のゴールを設定し直せばいいだけです。



講演に関するお問い合わせは「Flatwelltalks@projectkibo.org」宛にご連絡をお願いいたします

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